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Monthry letter
開発における『記録』の勧め

最近、ソフトの受入テストを行うために外注先を訪れた時の事。
ご存知の方も多いと思うが、「受入テスト」とは、外注にソフト制作を
発注し、そのソフトが正しくできているか、動作するかを検査するものだ。
当然テストであるので、発注側は「テスト仕様書」なるものを作成し、
それに基づき、検査する。

私の場合、本当の発注者ではないが、発注した会社から依頼を受け、
発注した会社の社員の顔をして、検査を行う。
顔だけではなく、当然責任もあるのだが。。

検査を始めてしばらくは、順調だったが、ある操作(変なことではなく、テスト仕様書に基づいた操作)を行った所、こちらが期待した結果が得られなかった。
これについて、ソフト制作の担当者に質問した所、「そんな仕様は
聞いてない」と返事が返ってきた。
こちらとしては、「は?、なんばいいようとやコイツは」といった
感じ。

担当者からよくよく話を聞いてみると。。。

  要求仕様(こうして欲しいなど)が無かった
  ↓
  担当者の思うように製作
  ↓
  動かない(期待した結果が得られない)

確かに発注側に問題があるが、そういう問題があるにも関わらず
ソフト製作を行う製作側にも問題があるのでは、と思う。

ソフトを製作するためには、必ず「仕様書」なるものが存在しなくては
作れない。またそれがないと、後々問題が発生する可能性が高くなる。
言った、言わないなど、必ずと言っていい程問題が起こる。
打合せの時などの議事録も然りである。

 この時はなんとか言いくるめて、無償で対応してもらったが、
このような問題が起こらないよう、何事も「記憶」だけではなく
「記録」に残しておくことをお勧めする。

 M5-PD 村山孝

Last Update : 2004/02/18
 
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