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エンジニアの独り言…
「ビリヤード【billiards】」

今月は私の趣味の中の一つであるビリヤードについて書かせていただきます。
ビリヤードって何?って方は恐らくいないと思いますが、簡単に説明しますと
長方形の台の上で、複数の球を専用の棒 (キュー) で撞いて楽しむスポーツ
です。
ボーリング場とかでよく見かけますね。

ビリヤードの起源について詳細には分かっておりませんが、紀元前 400 年頃
ギリシャで地面に丸い 2 つの石を棒で撞く屋外スポーツとして行われていた
らしいです。
室内に移ったのはイギリス説・スペイン説とありますが、14 〜 15 世紀頃
フランスの芸術家であるド・ビニーが発案したという説が有力です。

日本では 1800 年代 (江戸時代) 長崎の出島にオランダより伝わりました。
現在のようなポケットビリヤードは 1900 年代アメリカより持ち込まれ、
1986 年頃、映画「ハスラー 2」の影響もあり、ナインボール (競技の種目)
と共にポケットビリヤードの大ブームが起こります。
(この時期に始めた方はたくさんいるそうです。現在の 35 〜 50 代の方!)
しかし、当時はまだギャンブルというイメージが強くスポーツではない、
といった声も聞かれビリヤードの人気は徐々に衰退していきます。

その後、1994 年に奥村 健プロが、1998 年には高橋邦彦プロがポケット
ビリヤードの世界チャンピオンになり、再びビリヤードブームが巻き起こ
ります。さらに 1998 年、WCBS (世界ビリヤードスポーツ連合) が IOC
(国際オリンピック委員会) で認可団体として認められ、オリンピックの
正式種目として認められました。

さて、ビリヤードには大きく分けて 3 つの種別があります。
イギリスではスヌーカー、ヨーロッパではキャロム、アメリカでは
ポケットが代表です。3 種別のビリヤードは台の大きさが異なり、

 ポケット < キャロム < スヌーカー

上記のような関係で台が大きくなります。また、ポケットとスヌーカーには
6 ヶ所穴が開いています。

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◆ポケット
映画「ハスラー」の影響で一気に日本でもブームになったビリヤード
です。ポケットには多くの種目 (エイト、ローテーション、ボウラード、
14-1 - フォーティーワン) がありますが、やはりナインボールが有名
でしょうね。(映画「ハスラー」でもナインボールが出てきます)
なので、ちょっとだけナインボールについて。
ナインボールは 1 〜 9 までの的球を 1, 2,… 9 と順番に手玉 (白) で
落としていきます。
最後に 9 番のボールを落とした人が勝ちで、8 番まで誰が落としたか
関係ありません。1 〜 8 番まで相手が落とし、9 番を外して、自分が
9 番を入れれば勝ちとなります!!

◆キャロム
キャロムの特徴としてはビリヤードの台に穴がありません。
これは専門のお店 (球屋と言ったりしますが) じゃないと置いてない
台かと思います。(ボーリング場等の遊戯施設ではまずないでしょう)
種目としてはスリークッション、アーティスティック、ボークライン、
四つ球といった種目があります。

◆スヌーカー
これは専門のお店でも滅多にお目にかかれないような気がします。
(私はつい最近、新宿の物凄い大きい球屋で初めて拝見しました)
スヌーカーは白の手玉と 21 個の球を使用します。21 個の球には
それぞれ得点が決められており、赤は 1 点 (15 個) 黄 2 点、
緑 3 点、茶 4 点、青 5 点、桃 6 点、黒 7 点となっています。
始めに赤を落とし、その後どの色の球を落とすかコール (宣言)
して、コールした球を落とします。
(コールして落とした球は決まった位置へ戻します)
その後、また赤を落としコールした球を落として戻し…、
を繰り返し赤の球がなくなったら台に残っている
一番小さい番号の的球を順番に落としていきます。
すべて台上から球がなくなると、ゲームが終了し、総得点の多い
人が勝ちとなります。

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始めは的球を落とすことでも楽しいと思いますが、慣れてくると
次に落とす的球のことを考えて、手玉を撞きやすい位置へ運んだり
(ネクストやネキと言ったりします)、次にプレーする人が撞きにくい
位置へ手玉を運んだり (セフティーと言います) と面白みが増します。

最近では女性の方でもプレーしている人をとても見かけます。
モダンで渋いお店や、明るく音楽を流しているお店、レディースデイ
等のサービスを設けているお店等、色々なコンセプトのお店が増えて
きています。
興味を持たれた方は是非、知人を誘ってプレーしてみては如何でしょうか。
楽しくプレーし、気分もリフレッシュできると思います。
恐らく大抵の方はハマると思います。(勝手な推測ですが…)

参考までにビリヤードを余りご存知でない方のために!

1) 「球を打つ」と言わない!
  → 打つではないです。撞くです。

2) 「球を撞く棒」と言わない!
  → これ結構多いです。キューと言います。

3) フロック (偶然) で落ちた球をさぞ狙っていたかのように振舞わない!
  → すごいかっこ悪いです。相手の方に軽く頭を下げる等の
    仕草ができればあなたは凄いジェントルマン!!

4) 咥え煙草をしながらプレーしない!
  → マナーです。台に張ってある布 (ラシャ) をダメにしてしまう
    可能性があります。部分的に張り替えることはできないようなので
    かなりの罰金を取られます。

5) 台に腰掛け、両足を地面から離して撞かない!
  → ファール (違反) です。片足が接地していれば問題ありません。

6) 最後にビリヤードが好きな人に「ハスラーだね」等絶対言ってはいけません!
  → ハスラーとは "いかさま師" つまり "詐欺師" という意味があり、
    「詐欺師だね」と言ってることと同じです。
    プールプレイヤー等と言いましょう。

  ※ 昔ビリヤードでかなり実力者がわざとゲームに数回負けて
    相手に掛け金分のお金を渡し、最後に掛け金をかなり上げ
    ゲームをして、その試合では本気で挑みガッポリ稼ぐ方が
    いたそうです。
    そういう人のことをハスラーと言います。
    現在は賭け事は禁止されていますのでご注意を。

因みにハマったという方がいらしたら、是非とも自分専用のキューを購入
しては如何でしょうか。
最近ではインターネットですぐに注文できますし、値段も 10,000 円未満
とリーズナブルなものもあるようです。
(高いものになると中古車が買えるくらいのレベルまでなるようです)

Last Update : 2005/11/25
 
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