『iPod』
皆さん、ポータブル音楽プレーヤーの「iPod」ご存知ですか?
HDDを積んだポータブル音楽プレーヤーとして昨年の大人気商品となりました。
最高位モデルiPod photoの60GBでは、最大15,000曲をHDDに収めて、
持ち歩く事が可能です。
さて、このiPod、どこの会社のものかご存知ですか?
Mac(Macintosh)でおなじみ林檎マークの、「Apple Computer」です。
Windows主流のさなか、Macユーザもちゃくちゃくと増えてきていますが、
iPodの登場で一気に業績・知名度を上げました。
米Apple Computerは1月12日に、2004年12月25日を末日とする2005年度第1四半期の業績を発表しましたが、
それによると、この四半期の売上高は34億9,000万ドルで、前年同期と比べ74%増加。
純利益も大幅に増加しており、四半期の売上高ならびに純利益としては、
アップルの歴史の中で過去最高となったそうです。
この好業績はiPodの好調によるで、第1四半期におけるiPodの出荷台数は前年同期を
525%上回る458万台に上りました。
またMac出荷台数も104万6,000台と、前年同期と比べ26%の増加を示したとのこと。
これだけ見ても、すばらしい製品を売り出したものですね!
なぜ、iPodがこんなにも好評なのでしょうか。
きっとこれまでのポータブルプレーヤーの進化を見据えたマーケティングから、
ユーザの需要にマッチしたこと、デザイン性、操作性、価格、タイミングがどれもよかったのだと筆者は思います。
カセット→CD→MD→フラッシュメモリ(MP3プレーヤ)と進化してきた、
ポータブルプレーヤーに大容量かつ軽量なこの商品を打ち出せた影には、
少なからず、いえ大きく、エンジニアの努力があったものと思います。
筆者の周りにいるiPodユーザに言わせると、このようなことを自慢してきます。
・かっこいい!
・たくさんの曲が入る!
・PCからiPodへの転送の早さ!
(FireWireとUSB 2.0サポートのため、CD1枚分の音楽をわずか5秒ほどでiPodに転送できます)
・タッチセンス方式のクリックホイール
(指でホイールをなぞるだけで、操作が可能)
・iTunesも含めて、操作性がいい!
これらは、エンジニアがユーザの立場にたって、コストや技術的な難易度をクリアし、
できるだけ高い満足度を得られるものを作り上げた玉のものです。
このおかげで、会社は業績も知名度もすばらしい向上を遂げることができました。
ふと、自分がApple社のエンジニア・営業・コンサルタントだったらと考えます。
さぞかし自分の仕事が自慢で、鼻が高い事だろうと思います。
日々の業務で、実際にエンドユーザからヒアリングしたり・折衝をしたりという場面は
なかなかないかもしれませんが、できるだけその立場に立ったもの作りができることを
心がけると、自然といいものができると思っています。
誰かを喜ばせるもの作りができ、成果を出せるエンジニアもひとつの目標とされるべき形だと思います。
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余談ですが、先日iPodの新製品、「iPod shuffle」が発売されました。
幅24.9ミリ、高さ83.8ミリと縦長の“チューインガムサイズ”。重量は約22グラム。
512Mバイト版、1Gバイト版があります。
もし興味があるかたは、是非一度見てみてください。
ユーザの心をくすぐるようなエンジニア仕掛けが待っているかもしれません。
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/