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エンジニアの独り言…
「基盤系の彼ら」

「基盤系の彼ら」

「基盤系」と一言で言っても様々なものがあります。
今回取り上げる「基盤」はネットワークの基盤です。

RIP、OSPF、ARIP、DNS、IP、TCP、UDP、HDLC、FTP、PPP、IMAP、SMTP、PGP、EIGRP、RPC、SIP、DHCP、NTP、BGP、HTTP、POP、SNMP、CCP、ECHO、ICMP、IS-IS、MP、NORIP。
ベンダー独自のプロトコルも含まれていますが、これは全てプロトコルの名称です。
いくつ知っていますか?
いくつ見たことがありますか?

これらのプロトコルは普段私達が意識をしていないネットワーク通信で重要な役割を持っています。
デバイス(PC、ルータやハブ、Firewall等々)内でこっそり働いているのです。
まさに基盤系の彼ら。彼らありきのネットワーク。

「基盤」という言葉を辞書で引いてみました。
基盤:一番基礎になっている事柄。土台。基礎。基本。
まさにプロトコルだと思いませんか?
プロトコルとは、データ通信の規約です。
デバイスがプロトコルを実装することで、データ通信が可能になります。

プロトコル・規約について簡単に説明します。
例えば、日本人とドイツ人が会議をすることになりました。
日本人は日本語、ドイツ人はドイツ語を話します。会話ができず、会議が成り立ちません。
では、標準語を定めたらどうでしょうか?両者が同じ言語を使用して話せば会話ができるようになり、会議が成立します。
このように、どの言語、文法、単語を使って話すかが決まれば、二人の間の会話(通信)が可能になります。
それと同じで、データ通信をどういった方法で行うかを定めた基礎・規約がプロトコルなのです。

私達はプロトコルを意識せずに使っています。
逆に、プロトコルを意識しなくても使うことができるのです。
例えば、メールの送信にはSMTP、受信にはPOP。
pingコマンドはICMP、WebページにアクセスするのにDNSやHTTP。
LAN内のマシンにアクセスするのにARP、RIP。その他もろもろ。
でも、Webサイトにアクセスする時に、DNSがドメインからIPアドレスを取得して、HTTPで情報を・・・
なんていうことは誰も意識しません。
プロトコルのいいところは、ユーザが意識せずに使用することができることです。

普段、意識をせずに使っているものは、私達の生活の中に山ほどあります。
特に基盤系と呼ばれるものは、表立って自分の存在をアピールするものではありません。
私達の知らないところでたくさんの基盤系がフル回転で働いているからこそ、私達は快適に生活できるのです。
そんな影の立役者達に、時には感謝の気持ちをもってみるのもいいのではないでしょうか。
また、毎日パソコンと顔をあわせている私達だからこそ、ネットワークの影の立役者であるプロトコル達に感謝しようではありませんか。


Last Update : 2004/07/16
 
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