<古賀かおり>
先日、家の引越しの準備のため、荷物を片付けていた時に、
大学時代に書いた卒業論文が出てきました。
パラパラとめくってみても、さっぱりわかりません。
(昔は賢かったようです。)
内容は高分子のクラウンエーテルという物質の合成についてです。
化学合成は物質、温度、触媒、量、室温、時間等様々な要素によって、
合成される化合物の性質が異なります。
「常に同じ条件で合成する」というのは非常に困難なことです。
(コストをかければ出来ますが。)
また、「純度の高い物質を合成する」というのも、非常に困難です。
なんでもそうですが、「同じものをつくる」という行為は、
非常に難しいことです。
・料理も同じように作ったのに辛くなった。
・書道でお手本と同じように書いたが何か違う。
そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。
「同じようにしているのに・・・」なぜ違うものができるのか?
それは「人」がつくるからです。
「人」が作るからこそ、違うものができるのです。